BlueBlue(ブルーブルー)は胡散臭い?炎上、嫌い、売ってない?

BlueBlue -ブルーブルー株式会社-

出典:BlueBlue -ブルーブルー株式会社-

皆様はBlueBlue(ブルーブルー)というブランドをご存じですか?

「BlueBlue」はシーバスプロアングラー・日本を代表するシーバスフィッシングのパイオニア村岡昌憲さんが立ち上げた人気ソルトルアーブランドです。アングラー同士ではレジェンドとして知られる人物です。

村岡さんがレジェンド、カリスマと呼ばれている理由は、シーバスフィッシングの新しいスタイル、湾奥運河での釣りスタイルを確立したからです。

村岡さんはもともと実業家で、消臭剤や脱臭装置の製造販売会社株式会社カルモアを経営されています。プロの釣り師としての活動は、主にルアーフィッシングの分野での活躍が有名です。1990年代から始まったシーバスルアーフィッシングのブームを牽引した人物でもあります。

シーバスというのは「スズキ」という魚の通称。特徴である大きな口がブラックバスに似ていることとその雑食性から、海のバス、もしくはシーバスというふうに呼ばれています。河口域、磯などに幅広く分布。

そして、海水濃度が薄い河川にも餌を追って入ってくることもあります。1mを超える大きさのものもいます。雑誌やインターネットの世界でシーバス情報を発信し続け、その世界で一躍有名となり、オフショア(外洋域)のルアー釣りへも傾倒しています。

BlueBlueのルアーは、村岡さんのこれまでの活躍と経験によって開発された、オリジナリティ、アイデア、コンセプト、そして何より実際に釣りしたときの、その性能の高さに注目を集めているブランドです。

BlueBlueが開発する製品は、ソルトフィッシング用のルアーがメインとなります。

ロッドやリールは未開発ですが、今後が期待されています。ルアーの特徴として、他メーカールアーの良いとこ取りをした、独特の機能を備えています。このため、タックルに1つ入れておくと、スレた魚にも興味を出させアプローチができる強みがあります。

BlueBlueで最も人気を集めているのルアーは、ペンシルベイトとバイブレーションプラグが挙げられます。BlueBlueのルアー開発では、スレたシーバスフィッシングをする中でストレスに感じていた部分や、「もっと○○だったらな」という村岡さんの思いを形にしており、シーバスアングラーにとって定番ルアーとなっています。

なんと、その「BlueBlue」を検索するとキーワード候補に「胡散臭い」が出てくるというのです。

では、なぜ「BlueBlue」を検索すると「胡散臭い」が出てくるのでしょうか。今回は、その理由を考察していきます。

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ブルーブルーが胡散臭いと言われる理由(考察)

理由1.代表の村岡さんの発言が誤解を招いているから

以前、代表の村岡さんが、自身のYouTubeで100円ショップダイソーのVJを模倣したルアーについて、
「子供にそんな仕事が誇れるのか?ダイソーほどの企業がそんなことしてクズだ」などと怒りを表している場面がありました。

しかし、村岡さんは以前BlueBlueの製品である、ブローウィン140sを模倣したダイワのダーティン140sが発売された時は、「釣り業界はそうやって発展していくから、何も思わない」と言っていました。

業界に詳しい人であれば、釣り具製品の会社に真似されることはよくある、と理解されるところではありますが、あまり詳しくない方からは、「この差は一体?」と誤解を招いてしまっているようです。

ダイソーのルアーが「安いのにとにかく釣れる」と評判ということもあります。

村岡さんはご自身も作る側の人間として、安易に真似て、安価で販売することでの釣り具専門店の製品への影響を懸念して言ったのだと推測されますが、村岡さんの言葉が多少強かったために、真意が伝わりづらいところがあり、「胡散臭い」と言われてしまう理由になっているのかもしれません。

理由2.BlueBlueの製品、価格設定に疑問を感じている人がいるから

理由1でも挙げた、代表の村岡さんが、ダイソーのVJを模倣したルアーについて怒りを表していたことについて、

開発費などなどで、100均よりコストがかかるのは理解できるが、 100円で売れるものが開発費込みで1個2,000円は高すぎる。
開発にかかる費用にどのくらいかかっているのか、製造する際にかかる費用が高すぎるのか。
釣り具専門店の販売網の大きさから考えると多くは販売できないということは理解できるけれども、それにしてももっとルアーを安く販売することは可能なのでないか

と、その価格設定に疑問を感じている人もいるようです。

またBlueBlueはシーバスルアーフィッシングのブームを牽引した村岡さんがプデュースしたブランドということもあり、その影響力からの人気というところで、他社の製品とは大差はないというところを感じている人もいる様子。

ダイソーのルアーが出たことにより、その価格設定に対する疑問を持つ人が増えている可能性もありますね。そのようなところから「胡散臭い」に繋がっているのかもしれません。

理由3.京浜運河がルアー釣り禁止になったきっかけを作ってしまったから

2017年2月時点で、東京都大田区の京浜運河がルアー禁止になっています。

実はそのきっかけを作ったのが村岡さんだったというのです。

以前、村岡さんが、同じくシーバス釣り師の大野ゆうきさん2人が隅田川の釣りポイントを公開したことがありました。それを見た別の釣り人がルアーを投げて事故を起こしてしまい、隅田川が投げる釣り禁止になったという出来事があったそうです。

村岡さん自身が事故を起こしたわけではないですが、禁止になるきっかけを作った張本人ととらえる方もおり、村岡さんに対して懸念を抱いている人もいるようです。

情報を発信する側の責任というところで、そのように感じてしまう人もいるのかもしれません。

発信する側の責任というものを考えさせられますね。

ブルーブルーは胡散臭い?私の考えまとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「BlueBlue」が「胡散臭い」と言われてしまう理由について3つ紹介していきました。

代表の村岡さんの発信や行動について、誤解や疑問を抱いている方もいるようで、それがきっかけで、「胡散臭い」という評価に繋がっている可能性があることがわかりした。

ひとえに村岡さんご自身の影響力の大きさからくるものといえるかもしれません。

村岡さんの活躍があまりにも幅広いため、その理解が追い付いていないという可能性も。

日本を代表するプロのシーバスアングラーの村岡さん。

プロアングラーとは、釣りの活動で報酬を得ているアングラーということを意味しています。90年代のシーバスフィッシングブームを起こした第一人者。東京都出身ということもありホームエリア東京の港湾~湾奥運河にて主に活動しています。

さらに村岡さんの釣りは、シーバスだけに留まりません。全国各地、時には海外にまで釣りに出かけてしまう行動力と好奇心を持ち合わせた方で、湾奥を離れ、沖合いを回遊している魚をターゲットとする事もあります。

釣船に乗船し、大型のリールに太いロッドを携え、GT(グレートトレバリー)と呼ばれるロウニンアジや、サワラやヒラマサなどの回遊魚を狙ったり、果ては海外でバラマンディなどの怪魚釣りも堪能したりと、とてもエネルギッシュなアングラーです。リールからラインが何十mも引き出されるほどの強烈な引きをものともしません。

出演するYouTubeなどを見ると、その腕前のみならず、釣りを愛し、釣り仲間を愛する人間性が垣間見えます。今もまさに、契約メーカーのシーバスロッドとリールに、自社のルアーを携えて、全国を駆け回っているのでしょうか。

休日には、父親としてお子さんに釣りを教える優しい父の姿も見せています。

30年を超える間、ご自身で考えながらシーバスを狙ってきたその理論と経験の蓄積が圧倒的な村岡さん。実業家としての側面や人間性、発信活動も魅力的です。

「BlueBlue」の製品だけにとどまらない村岡さんの魅力が、もっと広まるといいですね。